趣味を一つやめようと思います。
その趣味は、スポーツ団体のボランティアのようなもので、学生時代にその競技をやっていた縁で、子供が生まれる直前まで5~6年間やっていました。
一緒に活動している方に出産祝いまでいただいて、余裕ができたらまた戻ってきてねとも言ってくれていたのに、申し訳ないというか心苦しいというか、そういう気持ちもありつつ、でも考えれば考えるほど、辞めようとしか考えられなくなってしまいました。
自分の気持ちの整理もかねて吐き出していきます。(長くて読みにくくてつまらない記事です)
趣味の概要
・活動は年間14~20日間くらい(シーズンオフ/オンがあるので、活動のない月もあれば、毎週活動がある月も)
・活動は土日が多いが平日もたまにある。平日はやや人手不足。←専業主婦には平日出てこれることが期待されているのでは?と勝手に感じている。
・活動は早朝~深夜までかかることが多い。泊りがけになることもある。
・活動拠点が今の家から遠い(新幹線で半日)。実家からも遠い(新幹線で半日)。義実家には割と近い(電車で1時間)。
・交通費や宿泊費は支給されることもあるが、満額出るとは限らない。
・夫も同じ活動を趣味でずっとやっている。所属団体が微妙に違うが、夫と活動日が被ることもある。そういう場合は夫に預けて自分が活動するという選択肢はとれない。
やめようと思った理由
・子供の預け先について
趣味を続けるとなれば、義実家に預けるのが一番自然な選択肢だが、どうしても抵抗がある。行ったことのない義実家への環境の不安はもちろんあるが、一番は義実家に借りを作りたくないという気持ち。
自分が立会いのもと孫の顔を見せに行くのは「行ってあげてる」立場だけど、私の都合で孫を預けて「孫の面倒見てもらってる」立場になる(不遜な考えかもしれないが)。「あげてる」立場から、「もらってる」立場になるのが、いやだ。
また、義実家の方は今まで会うときも、10時集合18時解散みたいな感じで、お互い疲れないように配慮してくれてるのを感じるので、深夜から早朝までお願いしますとは頼みにくい。かわいがるのと面倒見るのは違うので、義実家の方の精神的・体力的負担も心配。
民間の一時保育を利用することも考えたけど、費用が高すぎる。
夫に見てもらえる時だけ活動することも考えたけど、それだと平日に活動するの無理だし、移動に時間かかるから深夜や早朝出られない。
そこまであれこれ骨を折って、仕事でもないこと、あくまで趣味の活動を続けるべきなのか・・・考えて答えはNo。
・資格の失効
今夏に活動するのに必要な資格の講習があるが、その頃には臨月に入っているだろうからおそらく出られない(=資格が失効する)。資格が失効しても、活動はできるけどやれることが限られてくる。それで、活動を続けていくモチベーションが下がってしまった。
子供がいて遠方で出てこられる時間が限られる上、資格もなくてできることも限られる、そういう人がいても組織の上の人も使いづらいのではないか。
迷惑をかけてまで、その趣味にしがみつく必要はあるのか?・・・答えはNo。
・費用的な問題
先にあげた一時保育の費用以外にも、義実家に預けるならそれはそれでお礼が必要だろうし、宿泊費・交通費などいろいろ考えると1回活動すれば万単位でお金が飛ぶと思われる。
夫に養ってもらっている専業主婦かつ10円単位でクラウドソーシングの仕事で日銭を稼いでいる今の自分にとって、身分不相応な趣味に思える。
趣味をやめる根本的な要因は自分の「全か無か」「甘え下手」な性格
・義実家に借りを作りたくない
・使いづらい人になってまで趣味の場にしがみつきたくない
子供のためと見せかけつつ、「人に疎まれるくらいなら、完璧にできないくらいなら、やめてしまえ」な、全か無か思考かつ甘えべたな自分の性格が根本的な原因。
「子供をちょっと預かってください」「今まで通りにできないけど参加させてください」と素直に甘えられる性格だったら続けていたかもしれない(少なくとも続けてみようとあがいてはいたかもしれない)
よくよく考えると、妊娠を機に仕事を辞めたのもそういう自分の性格が主な要因だと思います(実際は夫の転勤で辞めざるを得ない状況だったが、そうでなくても産休育休取らずにやめてたと思う)。
自分で辞めると決めたけど夫にイライラする
この土日も夫は趣味の活動でいませんでした。
やめろとは思わないけど、長年やってれば簡単に辞められないのも分かっているけど、「私は辞めてここに縛り付けられているのに」とどうしようもなくイライラする。
イライラを解消しようと土日に子供と2人で出かけても、(お父さんのいる)家族連ればかりでイライラする。公園も、ショッピングモールも。。。
それで子供にあたってしまったりもする。
本当に反省。「あなたのためよ」とばかりにここにいる理由を子供のせいにして、その上八つ当たりとは。
縛り付けられているんじゃなく、自分で自分を縛っているだけ。
実際、今も夫は続けたら?と言ってくれてるわけだし。
この趣味は、働いていたころ職場以外の居場所、仕事以外のやるべきこととして私にとってよい気分転換になっていました。
しかし、年を重ね、状況は変わり、この活動によって得られる気分転換の効果以上に、活動を続けることによるデメリットが上回ってしまった。
誰かに奪われたわけではなく、自分で決めたこと。
「夫の転勤が無かったら」「義実家にもっと預けやすい関係性を作っていれば」とタラレバ言っても仕方ない。
昨日は夫がいないのをいいことに、夜食にピザを取った。少しだけ、気分が晴れた。夫がいない日はこうやって少しだけ贅沢しよう、そうしよう。それで、子供にも夫にも穏やかに接することができるなら安いものだ。
この趣味は辞めてしまうけど、ブログ・在宅ワークなど家の中でも作れる家庭以外の居場所をどこかに見つけていきたいです。