前回の記事の続きです。
前回の記事はこちら↓
候補を3つに絞り込み
ソニー生命 学資保険Ⅲ型/日本生命 ニッセイ学資保険→保険会社に直接問い合わせ
することに決めたところまで書きました。
この時点で私の心は
※以下、保険料や返戻金の数字が出てきますが、あくまで我が家の場合のプランで、各ご家庭の条件によって数字は違ってくると思います。また、一介のズブの素人主婦が備忘録的にベタ打ちしたものなので間違っていても責任は負いかねますのでご了承ください。
■ソニー生命に問い合わせる
問い合わせ前は第一候補だったソニー生命「学資保険Ⅲ型」。
公式HPから学資保険の無料相談に申し込みました。
その際、こちらの年齢や希望の金額も備考欄に書いたのですが、メールがかえってきて
「Ⅲ型をご希望でしたら受取総額は最大250万円となります」とのこと。
私は受取総額500万円程度を希望していたので約半分。。。
うーん。
返戻率はとても魅力的だったけれど、希望のプランとあまりにかけ離れているので今回は無しにしました。
※これを書きながら「もしかしたら2個口で申し込むとかすれば受取額500万円も可能だったんでは?」とふと思いました。2個口ができるのかどうかはわかりませんが…でも、ソニー生命からそういう提案もなかったし、そのときは2個口にするとか思いつかず。具体的なプランを出してもらう前に、メールのやり取りだけで終わってしまいました。
ソニー生命が候補から消えたことで、私の心は日本生命=オリックス生命に。
■日本生命に問い合わせる
こちらの希望を話し、郵送で資料を送ってもらいました。
契約者:30歳男性 子供の年齢:0歳(出生前) 全期前納
子供祝い金なし 18歳から5年間分割で受け取り
払込保険料総額4727951円→受取総額5100000円 (返戻率 107.8%)
ただし、「前納期間満了時に前納保険料の残額として49060円を払い戻します。」とあるので、そうなると受取総額は5149060円(返戻率 108.9%)となるのかなと思います。
まずまず、思った通りの返戻率。
■保険ショップで説明を聞く(オリックス生命終身保険「RIZE」)
ショッピングモール内にある保険ショップで夫と一緒に話を聞きました。
(娘も連れて行ったのですが、運よく爆睡してくれて助かりました。)
契約者:30歳男性 15年払込
払込保険料総額4575246円(契約中の死亡保障600万円)
契約者48歳(子供18歳)の時の払戻額4894020円(106.9%)
契約者51歳(子供21歳)の時の払戻額4977420円(108.7%)
契約者60歳(子供30歳)の時の払戻額5224800円(114.1%)
契約者65歳(子供35歳)の時の払戻額5359320円(117.1%)
子供が18歳の時点ではニッセイ学資保険よりやや返戻率少な目、子供21歳のときにニッセイ学資保険とほぼ同等、夫の定年時には114.1%まで上がる計算になります。またその後も解約せずにいればどんどん払い戻し額は上がっていきます。
ちなみに106歳で解約すると5974620円(130.5%)だそうです。そこまで長生きできた暁には返戻率の1つや2つどーでもよくなってそうですが。笑
死亡保障が600万円なので、どんなに長生きしても払い戻し額は600万円は超えないそうです。
実際18年後、我が家の家計がどうなっているかは未知数。
必ずしも18歳時に払戻金を受け取らなくても間にあっている状況かもしれない。
そういうときに解約せずにおいて老後に向けて増やせるというのは大きなメリットだなと改めて思いました。
また、全期前納はできないけれど、契約時に払込保険料総額をまとめて払うことはできるそうです(通帳からドカンと一括で引き出されるけど、保険会社としては毎年払っている扱いになるとのこと)
・自分が思っていたより18歳時の返戻し率がよかったこと
・契約時のまとめ払いができる(ちょっとずつ保険料が引かれていくのが嫌で)
・老後までとっておけたときの返戻率を実際に数字で見たこと
の2点で、気持ちが大きくオリックス生命に傾きました。
■思わぬ刺客・・・メットライフ生命「ドル建て終身保険」
もうオリックス生命「RIZE」で契約しちゃう?と思っていたところ、保険ショップで参考までに…と紹介されたのがこちら。
契約者:31歳男性 10年払込
払込保険料総額39738.67米ドル
契約者49歳(子供18歳)の時の払戻額49970米ドル(125.7%)
契約者65歳(子供34歳)の時の払戻額69711米ドル(175.4%)
返戻率だけ見ると、それはもう圧倒的にいい。
でも世の中そんなにおいしいだけの話があるわけありません。
ただ大きなリスクは単位が米ドルだから、為替に大きく左右されること。
現在の為替だと1ドル=112円とすると払込保険料総額は445万円くらいですが、解約するときに同じ為替レートである保証はどこにもありません。
日本円での払戻額はは円安ドル高になるほど上がり、円高ドル安になるほど下がります。
また、為替レートのリスクに比べると微々たるものですが、保険料を払い込むときに3~4万円程度の手数料がかかるとのこと。
例えば・・・
払込保険料総額+手数料をキリよく450万円とすると
子供18歳時に
1ドル=120円になっていれば、払戻額5996400円(133.2%)でウハウハだけど
1ドル=90円になっていれば、払戻額4497300円(99.94%)でほぼ元本通り。
1ドル=80円になっていれば、払戻額3997600円(88.8%)で元本割れ。
ということになります。
正直胡散臭すぎて、でも夫は「ドルでええんちゃう?」みたいに言ってくるし、とりあえず保留にしてその日は帰宅。
※保険ショップでは「1ドル=77円が元本割れのライン」みたいに言われた気がするんだけど、今自分で計算したら1ドル=90円でも元本割れしとる・・・ますます胡散臭さ倍増(-.-)
■オリックス生命とメットライフ生命の間で揺れる←今ここ
正直私も夫も、金融には全く明るくないので、円ドル相場について真剣に考えたことはありません。
これから為替がどうなっていくのか全然わかりません。
でもリーマンショックの時とか、1ドル=70円台だったときもあったんですよね。
そう考えると元本割れライン1ドル=90円もありえない数字じゃないですよね。
もっと昔の話をすれば、バブル前は1ドル=200円以上だったけど、ここ30年そんな円安になったことは無いわけで・・・
18年後に「いや~あのころは1ドル=112円だったんだけど、まさか1ドル=60円が普通の時代が来るとはね…(遠い目)」って可能性もありますよね?
そうなるとやっぱり置いとくだけで増える安心安全のオリックス生命「RIZE」かなぁ。と思うんだけど、
夫は「この500万円がパァになっても路頭に迷うわけじゃなし、普通口座に入れておいてもどうせ増えないんだから、面白い方でやってみたら?」って見解です。
まぁそれも一理あるなぁとは思うんだけれど、増えたら面白いし、今のところこれが元本割れしても生活に困るわけじゃないし、ドルでも資産を持っておくというのはリスク分散の観点からもいいみたいだし・・・・
でも18年後、家計がどうなってるかわからないし、引き出したいときに超ハイパー円高だったら…
と、円とドルの間で揺れている毎日です。
来週もう一度、保険ショップに行くのでそれまでには決めたいなと思います。