先週からオタマジャクシを飼っています。
しかし、飼い始めてから4日後、オタマちゃんを大量死させてしまいました。
あまり気持ちの良くないお話で、最後にはカエルの画像も出てきますので、抵抗ない方だけ読んで頂けましたら幸いです。
前回記事を書いた後、数匹残して田んぼに返しに行こうと思っていたのですが、出かける用事を優先して返すのを先延ばしにしてしまいました。
外出先から帰ってくると、片方の水槽に大量に浮かぶオタマ。
もう片方の水槽のはまだ元気そうだったんですが、「もう遅いし明日返しに行こう」と思い一夜明けると、もう片方の水槽にも大量に浮かぶオタマ…
結局、生き残ったのは14匹中1匹だけでした。
原因はおそらく多頭飼い&餌の入れすぎによる水質悪化
100均の小さな飼育容器(横幅20cmもない)に6~7匹入れていました。
また、たくさんいるからと餌も多めに与えていました。
水が腐らないようにと食べ残しは回収していたんですが、最後の日には水が濁ってなんとなく嫌な臭いがしていたので、水が腐ってしまっていたのかなと思う。
また、共食いされたのかしっぽがちぎれてしまっている子も数匹いました。
オタマが死んでから、ネットをよくよく調べてみるとこんな記述が
目安は幅60cmの水槽で、小さなオタマジャクシは20匹まで、大きくなった個体なら、5〜6匹までです。
ホンシェルジュ「オタマジャクシの飼い方を紹介!えさは何あげる?」より
すでに足が生えてる子もいるほど成長していたので、横幅20cm水槽に6~7匹は明らかに多すぎました。
外出の予定など優先せず、もっと早く田んぼに返してあげればよかったです。
せめて水を替えてあげてたら、もっと大きな容器を用意すれば、えさの量を調節できてたら、また違ったかも。
オタマには本当に申し訳ないことをしました。ごめんね…
小さなオタマジャクシとはいえ一つの命。「獲れたから飼ってみよう」ではなく、もっと飼い方を下調べしてから飼うべきでした。
娘たちには
「たくさんの子を小さな水槽に閉じ込めてしまったから水が汚くなってオタマちゃん死んじゃったの。もっと早く返してあげればよかったね。かわいそうなことをしたね。」と説明。アパート暮らしでお墓を作ってあげる庭もないので、やむを得ずオタマの死体は捕獲した田んぼ近くの用水路に流しました。
生き残った奇跡の一匹がカエルに
生き残った1匹も田んぼに放そうかと思ったのですが、私のエゴですがやはりカエルになるところをみたい。
いままで劣悪な環境下にごめんねと謝りつつ、飼育を続けることにしました。
大量死の反省を踏まえて
①1水槽に1匹(一匹しかいないから当たり前ですが)
②1~2日おきに水交換(用水路の水を汲んできて使用)
③エサは少な目(1日1回、鰹節1切または小型のにぼし1匹またはご飯粒4~5粒)
としました。
餌はネットで調べると1日2回、少量ずつと書いてあるサイトが多かったのですが、
用水路で汲んできた水にプランクトン的なのがいそうだし、いざというとき餌になりそうな藻も入れていたので、1日1回にしました。(1日2回だとすぐに水質が悪くなる気がして)
最初は劣悪な環境に疲弊してかあまり動かなかったオタマちゃんでしたが、お水がきれいになるとみるみる元気になり、にょきにょき手足が生え…
とうとうカエルになりました。
前足が生えてからは、あれよあれよという間に2日もかからず陸に上がってきました。
いっぱしのカエルらしく喉を膨らませているのがほんとにかわいい。
カエルになると餌が難しくなるので昨日田んぼに返しに行きました。
田んぼにはすでにカエルになりつつある大量の同期のオタマ達。
すでに、道端で自転車に轢かれてたりするのもいましたが…どうか元気で大きくなってね。