家庭学習の指針や手がかりを求めてこの本を手に取りました。
読み切ったのでレビュー感想を残しておきたいと思います。
手に取ったきっかけ
長女が勉強にあまり熱心ではないのですが、当分塾などにはいかせる予定もなく家庭学習で少なくとも4年生くらいまでは乗り切っていきたいと考えています。
今後下の子達も含め学習方針に悩んでいたところ、Twitterのタイムラインに隂山先生のツイートが良く出てきたので気になっていました(小学校高学年以上のお子さんをお持ちの方がよくフォローされている模様)。
100マス計算、反復練習とはいうけど実際どう取り組めばいいのか指針が欲しいなと思い読んでみました。
本書は主に先生向けの学校でできること、保護者向けの家庭でできることに分けて書かれています。
以下感想です。
学校で隂山メソッドを取り入れることの難しさ
実は娘が通う小学校の校長先生、隂山先生信仰っぽいスローガンを掲げてはいるんですけど(早寝早起き朝ごはんとか)、100マス計算を学校でやったのは2学期に数回のみなんですよね…
本書を読むと、本気で隂山メソッドやろうとすると授業数やら行事のやり方まで変えないといけなくなるし、なかなか難しいのかなと思います。
ただ、後述しますが家庭だけで小1の子に100マス計算させようとするとすごーく大変だったので、せめて学校で100マス計算定期的にやってくれたらなぁというのが本音。集団の力で、みんなで競い合ってやるとまた違うんじゃないかと。
家庭でできそうなこと
学習面では
・100マス計算毎日
・その1年で習う漢字をGWまでに一通り終わらせる
・学校の音読の宿題に真面目に取り組む(読めてない漢字チェック、暗唱)
・都道府県名を覚える
この辺は取り入れていきたいと思いました。
一方で生活面については、出来てなさ過ぎて耳が痛いところがいくつもあり(;'∀')
・テレビ一日一時間
・毎朝米食
とかは、現状全くできてなく。ちゃんとやろうと思うと苦しくなるので気には留めつつも、ほどほどにしておきます…
100マス足し算挑戦中
この本を読んで、1週間程前から100マス計算挑戦しています。
ちびむすドリルの100マス計算プリントを使っています。
モノで釣るのは隂山メソッド的にどうなのかわかりませんが、ちょうどNintendo Switchがほしいと最近言っていたので、「100マス足し算3分以内になったら買おう」と。
最初は本当に本当に嫌がって、タイマーを不正操作した挙句、30マスぐらいやったところで癇癪起こしてぐちゃぐちゃに丸めて放棄されてたんですけど…
一度、母娘で真剣バトルしまして(笑)
それからは憑き物が落ちたように100マスやり切れるようになりました。
タイムは最初は6分30秒。今は5分30秒くらい。
まだまだ3分見えてこないんですが、とりあえず100マスやり切ってエラい。という気持ちを今後も伝え続けていきたい。
私も一緒に取り組んでおり、最初はギリギリ3分以内だったけど最近1分台でできるようになってきました。
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単純なことを繰り返し、って簡単なようで難しい。
忍耐強く、子どもと共に取り組んでいきたいと思います。