子供たちの風邪っぴき続行中です。
長女は発熱ないもののコンコン咳、次女は夜のみ発熱で鼻水とゴボゴボ咳。
やっぱり、月曜は病院行こう…
というわけで、電動鼻水吸引機「メルシーポット」が絶賛大活躍しております。
これ、約1年前に次女がRSウイルスに罹った時に購入したもの。
個人的には、とても良い買い物でした。
今度、誰かが出産したら出産祝いに贈りたいくらいです。
というわけで、1年の節目に、レビュー記事を書いてみたいと思います。
意外と出番があった&やっぱりめちゃくちゃ吸える→買ってよかった
1年前に購入したときは、届いたと思ったら次女の鼻水は収まってきてしまい、結局出番がほとんどなく。
「買わなくてよかったか…」と若干後悔しました。
というのも、少なくとも長女は体が丈夫な方で、小児科にお世話になるレベルの体調不良は年に数回。中耳炎など、鼻水系のトラブルとも無縁。なので、RSウイルスが収束したら出番がないんじゃないかと思っていました。
が、1年振り返ってみると、お正月あたり、真冬、冬と春の境目、夏と秋の境目…となんだかんだ長女/次女のいずれかが鼻タレになっており、2~3カ月に1回(1回あたり1週間程度)は出番がありました。
そして、それだけ鼻水が出ていたにもかかわらず、ひどい風邪に悪化することはなく。
RSウイルス騒ぎ以降、今回風邪を引くまでの丸1年は一度も小児科のお世話にならずに済みました。
これも鼻水吸引器でこまめに鼻水を吸っていたからかなと思います。
ただ、今回の風邪も2~3週間前から鼻水が出てて、鼻水吸引していたけれど悪化してしまったのですよね…電動鼻吸い器とて絶対ではないです。風邪ひくときゃ引きます。
気になる吸引力ですが、評判通り、口で吸うタイプや手動のタイプとは段違いに吸えます。気持ちいいくらいに。
口吸いタイプと手動タイプも過去に使ったことありますが、
私の感覚では
手動(0.1)<<<<<<<<<<<<<<口吸い(30)<<<<<電動(100)
という感じ。
電動は高いので、口吸タイプで十分じゃないかしら…と思われる方も多いと思うのですが(私もそうでした)。
そもそも、家庭で鼻水吸引器を用意する意義というのは、
「ひどい鼻水でつらそう(私もつらい)。病院で鼻水吸引してもらった方がいいんじゃないかしら…」という悶々とした思いを解消することにあると思います。
口吸で妥協すると、「やっぱり、いまいち吸えてなさそう。電動を買った方が、よかったんじゃないかしら…」と違う方向で悶々としてしまいます(ちょうど1年前の私がそうでした)。
なので、かなりかなりお値段は違いますが、最初から電動一択で購入されることをおすすめします。
置き場所&使い方
鼻水がシーズンインしたら、炊飯器の横に置いてます。
※グラスは洗浄用の水を入れるためのもの
炊飯器の横に鼻水吸引器って衛生的にちょっと…という気もしますが、ここが一番使いやすいので(;'∀')
ノズルで吸った鼻水がホースを通ってタンクにたまっていく仕組みです。
ホースに鼻水を送るため、吸い始め、吸ってる途中、吸い終わり、とちょいちょいホースに水を流す必要があります。
水を節約ぎみにすれば、5~6回吸ってやっとタンクがいっぱいになる感じです。
長女はもう慣れたもので、「お鼻吸いして~♪」と自分から来てくれます。鼻はかめるのですが、まだ完璧ではないので、鼻吸器の方がしっかりとれます。
次女はちょっといやがるので、立ちだっこして揺らしながら鼻水吸ってます。歯磨きのように寝かせて吸おうとすると余計に嫌がる&角度的にも吸いにくかったです。
分解洗浄
1回吸うごとに洗うのはめんどくさいので、1日使い終わったら洗ってます(汚くてごめんなさい)。
基本水洗いで、台所のざるにぶち込んで乾かしてます。これまた衛生的にどうなのという気もしますが…洗った後のきれいな状態だからよいかなと(;'∀')
説明書の方法より、かなり雑に洗ってますが、汚れがおちないということもなく、1年たった今も新品同様です。
パーツはこんな感じ(8個くらい)。
組み立ても1回やれば覚えられるくらい簡単です。
改善してほしい点
・音がうるさい
音というか振動がブゥゥゥゥウンと結構うるさいです。
夜中にやると家族を起こしてしまいそうだし、マンションなので階下に響いてないか気になります。
下にタオルを敷いたり雑誌を置いたりしてみましたが、あまりかわらない…
・ノズルが大きい
付属のノズルですが、1歳の次女の鼻にはちょっと大きすぎる気がしてます。
もうちょっと奥に入ればもっと吸えるのにな~と思うこともあります。
▽ノズルは2つ付属でついてくるので、長女用にテープを貼って識別。
そんな私の為に、ロングシリコンノズル「ボンジュールプラス」という細長いノズルが別売りされているのですが…
めんどくさくて買ってません(;'∀')
今も吸えていないわけではないので…
なので、これから買われる方は始めからボンジュールプラスがセットになってるものをおすすめします。
・コードレスでない
長女はあまのじゃくなので、ご機嫌のときは「お鼻吸いして~♪」と来るのですが、こちらが吸わせてほしいタイミングで逃げ回ったりします。
そういうとき、コードレスだったらいちいち連れて来なくてもいいので楽かなと思ったり。
メルシーポットと同じメーカーでコードレス(ハンディ)タイプも売っていますが、
吸引力が多少劣るようなのが気になります(メルシーポットが吸引圧-83kPaに対し、コードレスタイプは-55kPa)。
コードレスでも置き型と同じくらい吸引力が強いのが開発されればいいなぁと思います。
・サラサラ鼻水は吸ってもすぐ出てくる
これは器械の問題じゃなく、人体の神秘な気もしますが。
粘っこい鼻水は一度吸ったらしばらく出てきませんが、サラサラ系の鼻水はしっかり吸っても数十分後にはたら~っと出てるので、こまめな吸引が必要です。
スマイルキュートとの比較
電動鼻吸器の有名どころといえば「メルシーポット」と「スマイルキュート」です(私調べ)。
スマイルキュートは、メルシーポットより5000円ほど高いけれど、
①吸引力の強さを調整できる
②洗浄用の水を流さなくていい
③ボトルに水がたまることが無いので洗う部品が少ない
という印象です。
買うときもスマイルキュートとメルシーポットで少し悩んだのですが、
結局安さとスイッチ入れるだけの操作の簡便さでメルシーポットを選んだのでした。
「メルシーポット」を1年使ってみて、改めてスマイルキュートと比較してみると、
②の水を流さなくていいというのは便利だな~と思います。
鼻吸い器を使うたびに水を用意するのがちょっと手間ですし、吸引中にホースが当たって水の容器を倒しそうになることがよくあるので。
あと、スマイルキュートはノズル(オリーブ管)が丸いの、小さいの、細長いの、と3種類もデフォルトでついてくるのがお得感あるなと。
ただ、①吸引力の調整機能は、あってもほとんど使わなかっただろうな~と思います。(いつも全力で吸いたい)。
洗浄もさほど手間ではないので、③のお手入れ簡単というのもどっちでもいいかな~という感じ。
自分が使っているのでどうしてもメルシーポット寄りの目線になってしまいますが…
たぶん、どっちでもいいと思います(;'∀')
両方使ったわけではないので分からないというのが正直なところです。
ちなみに、スマイルキュートの方がなんとなく医療用っぽいプロっぽい見た目なので居力に吸ってくれそうなイメージですが。
最大吸引圧は-80kPa。メルシーポットは-83kPaでほぼ一緒、というかメルシーポットの方がやや吸引圧大きいので、吸い具合は大きくは変わらないんじゃないかと予想しております。(と言って、メルシーポットを買った自分を納得させる笑)
***
というわけで、電動鼻水吸引器について語っていたら思いのほか長くなってしまいました。
高い買い物でしたが、それだけの効果&活躍があり、買ってよかったと思っています。
全く話は変わって、年始に夫に会いに海外へ子どもたちと一緒に行くという話がありましたが
航空券の手配をしました。
その値段が…電動鼻鼻水吸引器の数千円の差に悩んでいたのがアホらしくなるほど、目玉ぶっとぶ額でしてね( ゚Д゚)
次回はその話をお届けできたらと思っております。