数週間前から、次女の鼻水と痰のからむ咳がなかなか治らず。
先週、今週と続けてかかりつけの小児科へ行ったところ、
「お母さん、これは喘息ですね。喘息について詳しい説明と今後の治療についてご説明しますのでこちらへどうぞ」と。
私、ただの風邪だと思っていたので、面食らってしどろもどろ。
小児喘息の定義
乳幼児ぜんそくの診断目安は
「呼気性喘鳴を3回以上繰り返す」こと。
引用:小泉重田小児科HP
「小児気管支喘息治療・管理ガイドライン2017」にこのような記述があるようです。(ネットでPDFで読める範囲で読んでみたけど私は見つけられなかったのですが…)
次女は、これまでにお医者さんに「お胸の音がゼーゼーしてますね」と言われて、この病院で吸入をしたり、吸入薬の処方を受けたことが3度あります。
一度目は、生後2カ月でRSウイルスをやった時。
二度目は、先週。
三度目は今週。
3回吸入をするほどの喘鳴を経験したので、「あなたは小児喘息です」となるそうです。
別に喉の状態とかなにかの数値を見て、診断されるわけではないのですね。
喉の模型をみせてもらい、普通の人の喉は引き締まっていて空気の通り道も広いけど、
ぜんそくの人は喉がむくんでいて通常の状態でも空気の通り道が狭い。
そのため、風邪やちょっとした刺激で空気の通り道がさらに狭くなり、ゼーゼーヒューヒュー苦しくなってしまうと。
喘息の薬をもらいました。
ぜんそくの薬には大きく分けて2つあるそうです。
予防薬:症状の有無にかかわらずずっと飲む。(のどのむくみをとる)
治療薬:症状が出た(発作)のときに使う。(とりあえず症状をおさめる)
予防薬は粉薬で、30日分貰いました。(1日1回服用)
治療薬は貼り薬と吸入用の薬で、10回分ほどもらいました。
吸入薬を使うには吸入器が必要ですが、
幸か不幸か(不幸中の幸いか?)、私は次女が0歳2カ月でRSウイルスに罹った時吸入器を衝動買いしていたので、
それをそのまま使えばよいということでした。
とりあえず、今は症状がひどそうだったら治療薬を使い、並行して予防薬も飲む。
これを1カ月続けて、様子を見ましょうとのことでした。
予防薬は少なくとも数カ月続けなくては効果が分からないそうで、
1か月後にまた病院で診てもらいつつ、続けていく感じになりそうです。
小発作・中発作・大発作
発作の程度とその対処法について教えてもらいました。
発作は
- 小発作(苦しいが横になれる、会話ができる)
- 中発作(苦しくて体を起こしたがる、会話がとぎれとぎれ)
- 大発作(苦しくて横に慣れない、会話できない、チアノーゼ等)
と分けられるそうで、
小発作は治療薬を使ってまずは様子見。
中発作は早めに病院へ。
大発作は救急車よぶレベル。とのこと。
う~ん。次女は今まででいちばんひどい時で小発作…かな。
体を起こしたがるほど苦しそうなことはあったかな…。
こないだ受診したときも、先生は聴診器で聴いて「ゼーゼーしてる」とおっしゃるんですけど、私には「ゼーゼー」してるのかどうかもわからんのですよね。
何かフガフガしてるけど、鼻づまりの音なのか、痰がからんでゴロゴロいってる音なのかよくわからないというか・・・・
そんな私に発作の判断できるか不安だなぁと思いました。
でも、実際こどもの喘鳴って聞き分けるの難しいみたいです☟
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正直なところ、ただの風邪だと思っていたのにたいへんなことになっちゃったな。
という気持ちです。
あかちゃんでRSウイルスに罹った時、この先ぜんそくにかかりやすくなるかもとは言われたけど。
次女の風邪はいつも喉に来るな~とは思っていたけれど。
まさかというか、やっぱりというか、ぜんそくだったのかぁと。
しかし、喉が弱いと思って、わりとまめに病院に行っていたのが小児ぜんそくの診断につながってしまったのかなぁなんてことも思ったり。(病院に行かず、自然に治っていたら喘鳴の回数としてカウントされなかったわけなので)
あと、「小児ぜんそく」で検索すると、ちょいちょい
”家の中を清潔に!(特に布団)”
と出てきて凹みます。
布団、たしかに干すのサボってたな…ずーっと。
年末に向けて、布団干し、カバー洗濯、寝具の買い替えなど検討したいと思います。
あと部屋の掃除も。
ぜんそくと言う診断名にビビっているけど、
診断のあるなしにかかわらず、咳が出る以外は元気な次女がいるわけで。
その咳もお薬で良くなってきていますし。
とりあえず、過剰に気にしないようにしつつ、薬はしっかり飲ませて、掃除や加湿には以前より気を配っていけたらと思います。