昨日からオタマジャクシを飼っています。
近所の田んぼでオタマジャクシが出始めたので捕まえてきました。
私とオタマジャクシ
虫は好きじゃないけど、オタマ・カエル・ミミズなどのヌメヌメ系はそれほど抵抗ありません。
田舎で育ったので、お堀のザリガニ釣り・田んぼでオタマジャクシを探しが子供の頃の楽しみでした。
めちゃくちゃ大きいオタマジャクシを育ててみたらめちゃくちゃイボイボのヒキガエルになったのを今でも覚えています。カエルになりたてとは思えない渋い見た目の。
カエルになって野に放つときの「元気で生きろよ・・・・!!」ていう切ない気持ちも覚えています。
なので、子どもたちにもオタマジャクシの思い出を作ってあげたくて、砂場用のスコップとバケツを片手にオタマジャクシ釣りに繰り出しました。
釣果
以下、オタマジャクシの写真が出てきますのでご注意ください。
こんなに…!!
しかも水槽2つ分…!!
私はへたくそで1匹捕まえるのがやっとだったのですが、
近所の小学生ちゃんたちがめちゃくちゃ手伝ってくれて、結果14~5匹。
リリースしようと思ったのですが、長女が連れて帰るというのでやむなく飼うことになりました。
カエルに変態するときに肺呼吸に変わるので溺れないよう石を置き。
ネットで調べたらなんでも食べるらしいので、とりあえずごはんとパンとわかめを入れてみました。
パンは結構食べてくれましたが、わかめとご飯はイマイチ・・・・
娘たちの反応
家に連れて帰るまではノリノリでしたが、その後はあまり興味なし・・・・!!!
まぁあまり動きがないから、興味がわかないのかしら…
何かにつけて
「オタマにご飯やるよ~」とか
「オタマの水槽に石置くよ~」とか
「このオタマちゃん足生えてるよ~」とか
気を引こうと声かけてみるものの、「へ~ぇ」で終わり(;'∀')(;'∀')
私の方がよっぽどオタマのことを気にかけてます。
というか数時間に1回くらいオタマの様子見て癒されてます。
この雁首揃えて「ふぅ…」ってしてる顔がたまらない。
近所に田んぼがある幸せ
オタマジャクシを捕まえたのは徒歩数分の本当に近所の田んぼです。
たぶん、うちのアパートの大家さん(地主さん)が田んぼのオーナーだと思われます。
田んぼと用水にはオタマジャクシだけでなく、カブトエビやザリガニや名も知らぬ魚もいました。
今のご時世、これだけ近くに田んぼがありいろんな生き物と触れ合えるというのは本当に幸せな環境だと思う。
東京のど真ん中に限らず、ある程度街中に住んでいると、すぐそこに田んぼがあるってなかなかないんじゃないんでしょうか。
東京や、その他いくつかの街に住んだことがあるけれど、田んぼを見た記憶がありません。
今住んでいるところも、市の中では便利な土地でどんどん宅地の造成がすすんでいます。我々がオタマジャクシの恵みを享受できるのも、田んぼのオーナーさんや関係者さんが田んぼを守ってくれているからだなぁと本当に頭が下がります。
そしてそして、あと何年こうしてオタマジャクシが見られるのだろうと思う。
ついこの間も「すぐ近くで宅地造成計画中!」のチラシが入っていたし、田んぼが消えるのもそう遠い未来ではないかもという、この土地の未来への心配と。
そして、「この土地にあと何年いられるんだろう」という自分の未来への不安と。(夫の転勤は不定期)
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というわけで、水槽に並ぶオタマジャクシの顔を見ながら世を憂いてしまうのでした。
14~5匹はちょっと面倒見きれないので(カエルになるたびに放つのが大変)、明日長女が幼稚園に行っているうちにこっそり半分くらいリリースしてこようと思います。