主婦のわたくしごと

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義実家に行ったことがない問題 2nd Edition

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もう、お正月も終わりですね。

 

年末年始、奥様方の中には、旦那さんのご実家に行かれる方も多いのではないでしょうか?

そんななか!

私は!

義実家には一度も行ったことがありません。

結婚してから一度も、です。

 

世間一般的に見ると、かなり珍しいケースなのでは?と勝手に思っています。

 

このことを以前にも記事にしたのですが、どうにも義両親の悪口っぽくなっちゃって、自己嫌悪になり記事を消しました・・・(^^;)

 

 最近、自分も丸くなってきて、客観的に「義実家に行ったことがない」事実と向き合えてきた気がするので、改めて書いてみます。

 

■結婚して3年、義実家には行ったことがない

婚前の挨拶やら顔合わせやらは、外食で。

結婚後、義実家方面に帰省したこともありましたが、夫のおばあちゃん宅(義母の実家)で集合解散。

子どもが生まれてからは、義両親が我が家へ来るパターンが多くなりました。

 

はっきりと「来ないでほしい」と言われたわけではないのですが、

いつも会おうという話になると

「じゃあおばあちゃん家で…」

「じゃあ、そっちに行くわ…」とかわされる感じです。

 

と言っても、夫が連絡窓口になってくれているので、私はどんなふうな会話がかわされたのかは直接は知らないのですが。

 

■なぜ義実家に我々を呼びたがらないのか?

 

義実家とは、決して仲は悪くないと思います。

孫の写真をネタに、写真共有アプリを通してほぼ毎日なにかしらやり取りしていますし…私たちに興味が無い訳でもないと思うのです。

 

仲は悪くない、興味がないわけでもない、ではなぜ義実家に我々を呼びたがらないのか?

夫が言うには「狭くて、ものがいっぱいあるから」だそうです。

夫実家は義父さんの社宅で広くないらしく。

かつ昔ながらのかさばる家財道具がたくさんあるから余計に狭くなってるらしいです。

 

義両親はあまり家のことについて語りたがらないのですが、帰省の話になったとき、

義母が

「うちは狭いから・・・」

「うちに来ても料理とか無いから・・・」

と言ってるのは聞いたことがあります。

 

これは私の想像ですが、私の実家と比較して、引け目を感じてるのかなという気もします。

件の写真共有アプリは我が家+両実家でグループを作っており、私の実家への帰省の写真などもアップしてるのですが、

その様子(田舎の一軒家だからそこそこ広い、実母が手料理作ってくれる)を見て、「こんな風にはできない。だから呼ばない。」って思われてるのかなと。

 

 

■義実家に行ったことがないことにマイナスの感情を抱いていた

義実家に行ったことがないことに対して、ずっと、どうしようもないモヤモヤ感を抱いていました。

このモヤモヤの中身を分解してみると

 

・招かれたら招き返すでしょ普通!っていう憤り

・嫁の勤めを果たさせてもらえない不完全燃焼感

・ないがしろにされてる感

 の3つだったように思います。

 

「不完全燃焼感」というのは、世間のお嫁さんは居心地がよかろうが悪かろうが義実家に行っているのに、私は・・・という罪悪感みたいなものです。

義実家に行ったことないというと、よく「楽でいいじゃん」って言われるのでね。

いや、楽するために行かないんじゃないんだよ!

行かせてもらえないんだよ!、という不完全燃焼感。

 

「ないがしろにされてる感」は、義実家に行ったことがないということに関して、

実母が

「夫の実家にも入れてもらえないなんて…オヨヨ(´;ω;`)」

「結納もしてもらえなかったし…オヨヨ(´;ω;`)」

という感じのことを言うので。それで刷り込まれた気がします。

まぁ、事実、私を家に入れるために掃除や片づけをするのもめんどくさいということなんだろうから、ないがしろにされてるのかもしれませんけどね…と、また愚痴っぽくなってしまったわ(;'∀')

 

■なぜ最近そのマイナスの感情がなくなったの?

 

最近、「義実家に行ったことない」問題に対するモヤモヤが薄れてきたのは、

実際問題、義実家行くよりこっちに来てもらう方が楽じゃない?と気づいたからです。

 

義両親が来るとなれば、掃除・片付け・食事の準備と色々手間がかかります。

今まではそのことにばかり目が向いてモヤモヤしてました。

 

しかし、逆に義実家に行くとなると、

2人の子供を連れて長距離移動した末、

慣れないギジッカにお邪魔して、

夜は慣れないホテルに泊まる。

切符やホテルの予約の手間、金銭的負担などなど考えると、

意外と義実家に行く方が疲れるんじゃないの?と思い至りました。

 

あとは、普通、平等にこだわるとつらくなると気づいたというのもあります。

 

こと、親戚づきあいに関しては。

 

私が思う「普通」とか「平等」は私が育ってきた環境で培われてきたものなんですよね。

違う環境で育ってきた夫、その夫を育ててきた両親と、「普通」「平等」の感覚をすり合わせるのはすごく難しいことで・・・

 

100%一致しなかったからといって、相手側が非常識だ!と糾弾するのもなんだかおこがましいなと、齢三十にしてようやく気づきました。

私の思う「普通」が本当に常識的である保証はどこにもないわけですし。

 

私の思う

「普通」(嫁が義実家に行くこと)、「平等」(我が家に招いたんだから次は義実家に呼んでもらう番)、

という大義名分を果たすだけのために義実家詣をすることって果たして意味あるの?

義両親はやりたくないのに。

私も疲れるのに。

 

だったら、このまま、我が家にお招きするスタイルを貫けばwin-winじゃないか、と。

 

■とはいえ。

まだ完全に吹っ切れてはいません。

やっぱり義実家に行ってみたい・・・という気持ちがあります。

 

義母さんは「もてなし出来ないから、来てほしくない」って思ってそうだけど。

お料理いらないし、もちろん泊まらない。ごはん時じゃないときに行くから、学校の先生の家庭訪問くらいの時間でいいから、お邪魔してみたい。

 

単純に夫の実家がどんな町にあって、どんな感じで、っていうのが見てみたいだけなのです。

 

再来月あたりに義両親と会うことになりそうなので、義実家に少しお邪魔できないか夫を通してお願いしてみようと思います。

今まで、正面切ってお願いしたことはなかったので。

 

それでも断られたら、すっぱり諦めて、義実家の幻を胸に抱いて生きていきます(笑)