主婦のわたくしごと

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結婚記念日に寄せて①逆プロポーズした私の体験談

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今月、4度目の結婚記念日を迎える我々夫婦。

実は、結婚するとき、私の方からプロポーズしたんです。

いわゆる逆プロポーズというやつですね。

当時、プロポーズするかしまいか悩みに悩んで「逆プロポーズ 体験談」で検索しまくったんですけど、全然体験談が出てこなかった記憶があります。

4年後の今思うこと。

逆プロポーズしてよかった。

プロポーズされるのを待ってなくてよかった。

なので、悩める妙齢の女子が検索でたどり着いてくれればと思い、

私の逆プロポーズ体験談を書いてみようと思います。

 

■逆プロポーズを決意した理由

夫とは大学の部活動の同期です。

18歳で知り合い、20歳で付き合い、27歳で逆プロポーズしました。

結果、私のプロポーズは受け入れられ、28歳(逆プロポーズから9か月後くらい)で結婚しました。

 

逆プロポーズを決意した一番の理由は単純に結婚に焦っていたから。

私は大学を学部で卒業し、当時社会人6年目でした。同期は男性も女性も半分くらいは既婚。

一方、夫は大学を博士まで行って、社会人1年目。同学年で既婚の人は(会社関係でも友人でも)まだまだ少ない上に、社会人になりたてで色々忙しい。

結婚はまだ早いでしょと思っている様子。

結婚年齢に関する男女間の意識差はよくある話だと思いますが、私たちの場合、学部卒/博士卒という学歴の違いがあることもそれに拍車をかけていたと思います。

 

そろそろ結婚したいな~くらいだったのが、結婚式に出るたび徐々に焦りに変わり。

正直、あの頃は結婚式にお呼ばれしても、色々考えてしまって心から楽しめていませんでした。結婚式行った後は、必ず結婚のけの字も考えていない夫(その時は彼氏)に八つ当たりしていましたね。今思うと夫には申し訳ないことをしましたが…

そんな状況を打破したく、自分から動き出すしかないと思い、逆プロポーズを決意したのです。

 

 

■資料を作成し、個室レストランでプレゼンした

夫はザ理系なので、プロポーズにあたっては

感情に訴えるよりも、「今結婚するのが妥当でメリットがある」理由を論理的に説明

した方がいいと考えました。

 

さらに彼は事務作業が得意な人であるので、

結婚という複雑なモヤっとしたものを、一つひとつの事務作業に落とし込んでプレゼンすれば取り掛かってくれるのでは?と考えました。

 

そこで、資料を2つ用意しました。

①「今、私と、結婚するメリット」を説明するパワーポイント資料

・初婚年齢のピークが男性で28歳~29歳であるというデータ”厚生労働省人口動態統計”より(5ページ目の図2~図3)

⇒今27歳だから、結婚するには全く早くなくむしろ普通である。

・出会いから結婚までの平均年数が約4年であるというデータ” 国立社会保障・人口問題研究所「出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」”

⇒私たちは7年も付き合っているから十分結婚できるまでに関係が成熟している。

・私と結婚した際のメリット

「1汁3菜つくります」というスライドタイトルで実際作った1汁3菜の写真を10枚くらい並べたり。

「夫の勤務地(遠方)について行っても、子供が生まれるまでは派遣社員などでペースを調整しつつはたらき、家事もします」と、経済負担は少なく、家が整うメリットがあるよとアピールしました。

・夫と結婚したいと思った理由

穏やかとか理性的とか色々書きました(雑)。誰でもいいから結婚したいわけじゃないんだよ、あなたがいいんだよと。

 

なお、初婚年齢のデータに関しては、「平均初婚年齢」ではなく、「初婚年齢の分布(ピーク)」を見せる方が効果的です。なぜならば高齢で結婚する方に引っ張られて「平均初婚年齢」は「分布上のピーク」より上がっているので(男性で33.3歳、女性で31.1歳)、平均だけ見ると「まだまだ大丈夫じゃん」と安心されてしまうからです。

 

②結婚を、「作業」に落とし込むスケジュール表

こういう年間スケジュール表に

私実家への挨拶、夫実家への挨拶、両家顔合わせ、式場見学、結婚式の招待状発送、入籍、結婚式、その後の私の退職時期(結婚するなら距離的に仕事をやめなくてはならなかったので)などの目処を書き込みました。

 

happylilac.net

 

以上2点の資料を印刷して、個室レストランに「話がある」と呼び出しプレゼンしました。ゴールデンウィーク明けだったかな。

ある意味記念の店だと思うのですが、なんていう店だったか、場所も池袋だったか渋谷だったか…全く思い出せません。ただ、個室だと思って予約したら、天井がつながってて隣の部屋の女子会の笑い声が結構聞こえてきたな~というどうでもいいことだけ鮮明に覚えています。

喉をカラカラにしながらプレゼンしました。夫(当時彼氏)は静かに聞いており、「じゃあ準備を進めますか」という感じで(実際こう言ったかどうかは覚えていませんが)、結婚に向けて動き出したのであります。

 

***

 

そんなわけで、結婚し、ほどなく長女を授かり、てんやわんやしているうちに次女を授かり…気が付けば結婚4年目になりました。

 

個人的には、逆プロポーズしてよかったと思っています。

あの時、勇気を出したから今の結婚生活があり、今の家族があるわけです。なんやかんや文句は言っても、「今」が気に入っています。

また、男女平等ってこれだけ言われているのに、プロポーズは男がするものと決めつけるものでもないと思う。結婚したいと先に思った方がプロポーズすればいい。そして、結婚したいと先に思うのは(すごく年の差があるとかでなければ)女性の方が多いんじゃないかなと。だから、女性からプロポーズするのも自然な流れじゃないかなと。

しかし、そうは言っても、私も結婚式の最初で司会の人が馴れ初めを紹介するとこではどちらからともなく結婚した感じにしてぼやかしましたし、両家の両親には私がプロポーズしたとは未だ言っておりません。女からガツガツ行くなんて~って思われるのが怖いんですね、特に年配の方には。

でも、女性からのプロポーズ、もっと一般的になってほしいと思っているので、若い人には割と「逆プロポーズしたよ」とカミングアウトしてます(友人とか、妹とか)。

 

ただ、それは結果的に成功したから思うこと。

もし断られていたら「逆プロポーズなんてするんじゃなかった。相手がその気になるまで待てばよかった」って思っていたのかな?

当時は「断られたら、別れて次行こう」って思ってましたが、本当の本当に断られたらたぶんすぐには立ち直れなかったと思う。

たまたま、タイミングが良くて、相手が受け入れてくれたから成功したわけなので、万人にお勧めできるわけではないが、もし私と同じ感じでモヤモヤしてる20代後半の女性がいたら試してみる価値はあると思います。(但し、「男がリードすること」にプライドをお持ちの彼氏の場合は、プライドを気づ漬けてしまう恐れがあるので危険かもと思う。要するに相手次第と言うことになります…)

 

話はそれますが、これだけ勇気を出して逆プロポーズした私なので、

結婚式とか結婚何年目とかでたまにある「あの時ちゃんと出来なかったから、今あらためてプロポーズします!」花束ドーン指輪ぴかーん!みたいなのは、あまり好きじゃないです。

だって、もう結婚するって決まってるのに、あるいは結婚してるのに、今更プロポーズってなんやねん!?そんな何の勇気もいらない、何のリスクもとらないプロポーズって何なの?何をproposalしてんの?

今やるくらいなら、あの時ちゃんとやれよ!?あ”あん?って他人事ながら腹が立ってしまう。

幸いうちの夫は今のところそういうことはしてきませんが。

万が一してきたら「あ”あ”ん?怒」って言ってしまいそうです。

彼には、このまま堂々と「私という女に選ばれし男」として堂々としていてほしい。

 

 

 

なお、プロポーズの資料には、「現在の会社を辞めても再就職する」とか「一汁三菜つくる」と書いてましたが・・・・

実際には、結婚後まもなくこどもを授かり専業主婦に(;'∀')

産後はヨシケイ使って1汁1菜…(;'∀')

詐欺と言われてもしょうがないレベルで約束守れてません…!!ゴメンナサイ!!

詐欺だと言わずに優しく連れ添ってくれてる夫に感謝です。

 

長くなりましたが、次回はそんな夫の好きなところ100選をアップしたいと思います。

 

記事作成時間:1時間54分

 

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