主婦のわたくしごと

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【専業主婦/ワーママ】線引きすることの損失と効能

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今日は、長女の幼稚園が登校日だったので久し振りに次女と二人で子育て支援センターへ行った。

そしたら、私以外みな育休中または在宅ワークをしてらっしゃるママさんだった。

 

私は他のママさんにはまず職業なんて聞かないのだが、先生との会話でなんとなくわかってしまった。

 

なんだか勝手に肩身を狭く感じてしまい、言葉が上手く出て来なくなった。

なぜステイタス(地位や名声の意のカタカナ英語じゃなく純粋な状態という意味で)が違うとこんなにも身構えてしまうのだろう??

 

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それは母親同士の会話と言うのは「共感」で90%が出来ていると思うから。

「わかるわかる」「うちもそう」

 

ワーママさん、育休ママさんならではの悩みってたくさんあると思う。

保育園入園までのあれこれ、育児と仕事の両立、仕事の繁忙期や保育園への入園しやすさを考慮した家族計画・・・・

専業主婦の私には「わかるわかる」「うちもそう」…ではないし、同じ状況ではない私が軽々しく「わかる」なんて言っちゃいけない気がする。だって実際問題分かってないのだから。

かといって、「へぇ~そうなんだ」「大変なんですね」じゃ、他人事っぽ過ぎないか??とか思ってしまって。

 

あとは、単純に、家庭以外に所属する場所があり、肩書があり、収入がある彼女たちがうらやましい。眩しい。そして、時に嫉妬する。

でも「うらやましいです~」なんて言ったらヨイショしているみたいで不愉快だろうし。(私だって「専業主婦うらやましいです」って言われたらモヤっとするだろう)

あたりさわりなく表面をなでる会話に努めたとしても、いつそのうらやましい感がにじみ出てしまうかわからない。

 

そんなことをいろいろ考えてしまって、結局会話もなくその場を後にした。

 

ブログだったら共感できるのに

ひるがえって、ネットの世界に出ると、お仕事されているママさんのブログをたくさん読んでいる。

たくさん共感し、時に「へぇ、そうなんだ!」と驚き、時にがんばれとエールを送りたくなる。仕事をしててもしてなくても、共感しあえる思い・共有できる情報はたくさんあるなぁと思う。

 

現実世界で、こんなにしっかりと一線を引いちゃってるのがばかばかしくなるくらい。

こうして、線引きして、殻に閉じこもることで、失っている出会いがどれだけあるのだろうか。

もしかしたら、勝手に「ワーママさんだから」と壁を作ってしまった人の中に、よく話したらとても気の合う人もいたかもしれない。

 

とはおもいつつ、現実世界はリアルタイムで双方向なやり取りが必要であるから、

常に「うらやましいな」「それに引き換え私は」と思いながらやりとりを続けていくのはしんどいだろう。ネットなら、しんどい気持ちになるときは反応しなくてもいい、見なくてもいいけど、現実はそうはいかないので。

 

 

すれ違えたことに感謝して、保育士試験の勉強を頑張ります

ちょっと前の自分なら、専業主婦か否かに関係なく、関係を深めなくては!

なんて思っていたかもしれないけれど、

今は自分を矯正してまでママ同士の交流を深めなくてもいいかと思っている。

 

だけど、自分とちがう状況に置かれている人と話をするってとても貴重な事だから、

たとえ二言三言でも会話できて新しい風を取り込めたならすごくラッキーなことだと思おう。

 

そして、「それに引き換え私は…」って思わないためには、保育士試験の勉強を頑張るしかないなと思う。

お仕事しているママさんもたくさんいる中で、家事と育児、それだけなの?それだけでいいの?という自問自答に対して

”国家試験の勉強に励んでいる”.これが今の私のベストアンサーだと思うから。

 

ブログを頑張っても、ブロガーやって稼いでますってリアルに言えるまでにはならないだろうし。

ハンドメイドを再開しても、在宅でハンドメイド品の販売をしていますって胸張って言えるまでにはならないだろうし。

でも、もし保育士の資格がとれたらさ、「実は育児中に保育士の資格とったんです」とはいえるかも。

という消去法でもあるのですけど。

 

嫉妬や自己卑下は醜いけど、それをエネルギーに発奮できるなら、それもまたよし。

思えば、学生時代、私はそうやって負の感情を勉強にぶつけてきた気がする。

 

保育実習理論のコードネームを勉強してたら頭パンクしそうだったので、今日おもったことの日記でした。

 

もうちょっと勉強したら寝ます。