主婦のわたくしごと

三十路専業主婦。家事のこと、子育てのこと、クラウドソーシングの仕事のこと、あれやこれや。

2人目育児、おんぶのススメ

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先月、もう完全に首も座ってしっかりしてきた次女(生後5か月)を、ふとおんぶしてみました。

車で外出した帰りに長女が寝てしまった時、次女をおんぶ出来たら2人同時に運べて楽だな~と思って。

やってみるとこれが快適すぎて。

今では家でも外でも毎日のようにおんぶしています。

長女の時は抱っこばかりだったのですが、なぜおんぶしなかったのだろう?と悔やまれるほど楽です。

おんぶ育児の良さはにじままさんの記事にとても分かりやすく書かれています↓

www.pieceofcake39.com

 

勝手に引用すみません。知育のことなど、いつも興味深く読ませていただいています。

ここでは、私が今現在どのようにおんぶを生活に取り入れているか、おんぶがもたらす精神的効果などを書きたいと思います。

 

■生活シーン別おんぶの取り入れ方

 

①朝寝の寝かしつけ

以前は、次女を抱っこでゆらゆらしながら、おぼつかない手で長女の「あれとって!」「これとって!」に対応。

「ママ抱っこ!」と言われても応えられず長女ギャン泣き、それにビクッとして次女も寝ず、「家事全然進まねぇ…」と遠い目、って感じでした。

次女が眠くてぐずってきたらすぐさまおんぶするようにしたところ、次女はそのまま寝かしつけられるし(抱っこのときよりぐずりが少ない気がする)、両手が空くので家事でも長女の要求でもなんでもござれ。

おんぶで寝かしつけると、降ろすときに衝撃が来るから起きてしまいそうというイメージがあったのですが、意外や意外、抱っこのときより背中スイッチが発動しにくい気がします。8割方、起こさずにランディングできます。

 

 

②夜の寝かしつけ

次女、夜なかなか寝付きません。(一旦寝てしまえば、眠りは深いのですが)

長女は寝たけど次女が寝ないパターン多いです。

以前は抱っこでゆらゆらや、授乳(もうほとんど飲みつくして咥えてるだけ)しながら、「いい加減寝てくれよ。私の自由時間が…(-"-)」とイライラしていました。

最近は、おんぶしながら部屋の片づけとか、やり残した家事とかしています。

家事も終わったら、次女が寝るまでおんぶでゆらゆらしながら台所でパソコンしています(;'∀')

おんぶしながらパソコンは教育上どうかなという気もしますが…

でも、自分の時間が取れなくてイライラするよりましかなと。

おそらく、次女ちゃんも見えていないだろうし、と思っています。

 

 ③ちょっとそこまでお出かけ

 家から数百メートル圏内にいくつか公園があるのですが、

次女が生まれてからというものほとんど行けてませんでした。

なぜなら、次女を抱っこしていると、長女が「抱っこ!」ってなった時に困るから。

(長女をベビーカーに、という手もありますが、折角外出するんだからできるだけ運動してほしいし、田舎道でベビーカーでは通行しにくいのです。)

ここのところ暖かくなってきたので、おんぶで公園に挑戦。

長女が走り出した時にもすぐ追いかけて捕まえられる。

砂遊びにも割と全力で付き合える。

途中で抱っこ要求が来ても答えられる。

めちゃ快適でした。自由でした。

たまに次女を抱っこして散歩に行ったときはいつも10分くらいで帰りたくなってしまっていたのですが、おんぶだと気が付けば1時間ほど遊んでいました。

次女もそこそこご機嫌でときどきうつらうつらしたり。

以前は徒歩圏内のところでも車で行くことが多かったのですが、おんぶを習得してからは長女と歩いて行ってみることが増えました。

おんぶが、上の子に外遊びを我慢させてしまっているという罪悪感から解放してくれました。

 

■使っているおんぶ紐とおんぶの着脱方法 

使っているおんぶ紐

もともと抱っこ紐として使っていたアップリカのコランビギがおんぶもできるタイプなので、これを使っています。

コランビギ自体は終売しているみたいで、今売っているシリーズだと「コランハグ」が似た感じのようです。

 

装着方法


おんぶハーネスを装着し

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縦抱っこから、ぐるんと後ろにまわしておんぶしています↓

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アップリカ「コランビギ」説明書より引用。

 

 

降ろし方

家だと肩バックルと腰ベルトを外して三つ折りにした布団の上へランディング。こうすると、せっかく寝かせた子が起きてしまう心配が少ないです。

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外出先で降ろすときは、装着時の逆バージョンみたいな感じで縦抱っこに戻して降ろすのですが、これはかなり雑技団的なスキルが必要なので、極力家で降ろせるシチュエーションでのみおんぶしています。

外出先(特に車)でおんぶから降ろすのが難しいのが、おんぶの唯一にして最大の弱点ではないかと私は思っています。

3列シートの広い車だとこんな感じで座らせて降ろせるかもしれないのですが…

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アップリカ「コランビギ」説明書より引用

軽自動車の後ろにチャイルドシートが2台積んである我が家ではなかなか、こうゆったりとは降ろせないです。

かといって、車外のコンクリートむき出しのところで降ろして、落としたりぶつけたりするのも怖いですし。悩みどころです。

 

長女の時もおんぶの着脱をトライしたことはあるのですが、すでに10カ月くらいで大きくなっていたので上手くできず。おんぶされ慣れていない長女も不機嫌になり、結局一度も実践しなかった記憶があります。

おんぶを始めるのは低月齢(もちろん首が座ってからですが)の方が、親子共に慣れやすくてよいのではと思います。

 

■「おんぶ」を軽んじる風潮が育児をつらくしている?

 一人目をほぼ「抱っこ」だけで育ててきたのですが、抱っこしてる間って子供と向き合わなきゃいけない気がして、抱っこ紐で手が空いてもどこか気が休まらなかったです。

かといって、ベビーカーだと何だか文明の利器を使って楽してるような罪悪感があって(私だけ?)。通行人の邪魔してないかビクビクしたり、必要以上にすれ違う人に頭を下げて疲れたり。

「おんぶ」はその点、赤ちゃんは後ろにいるので程よい自由がありながら、かつ肌は密着していて「育児している安心感」があり、誰の邪魔もしてないので堂々と歩けます。

あと、だっことおんぶでは子供が泣き止まないときのダメージが全然違います。

だっこで胸の中で泣いていると「泣かせている」と気持ちが焦ってしまい「なんで泣き止まないの」とイライラして子供が泣き止むころには疲れ切ってしまうのですが、

背中で泣いていると泣いている子供と自分を切り離して考えられるというか、「あ~泣いてるな~、よしよーし」と冷静にあやせます。

 

 

赤ちゃんの移動と言えば抱っこorベビーカーという昨今ですが、その風潮が

育児は自由がなくなる辛いもの

育児は肩身が狭いもの

育児は追いつめられるもの

という育児に対するマイナスのイメージを植え付けてしまっているのではと思ってしまいました。

まぁ、おんぶしたところで大変なことがゼロになるわけではないので、

ちょっと大げさかもしれませんが。そのぐらいおんぶが素晴らしいということなのです。

育児雑誌はどんな便利グッズよりも、おんぶの良さを特集してほしいと思います。

個人的には、おんぶで寝たときに鼻が塞がってないか心配なので、そういうのを確認できるグッズをだれか開発してほしいです(他力本願)。

 

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下の子、とりあえずおんぶは嫌いじゃない。

上の子、抱っこしてもらえてご機嫌。

私、自由。

ビバおんぶ。

 

お子さんが一人でも、二人でも、それ以上でも、おんぶ育児、本当にお勧めです。

 

 


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