以前、子供に対して怒りすぎな件を子育てサロンで相談しました。
それからというもの、子どもに対して怒りを感じたときに、「何で今自分は怒りを感じたのだろう?」と分析するようにしてみました。
その結果、「その場で子供が起こした言動」のみが理由で怒ってることって本当に少ないなぁ、と気付いたので書き留めておこうと思います。
怒っちゃうときは自分の気持ちに揺らぎがある
後になって反省するくらい怒ってしまうときは、大抵ベースに自分の「気持ちの揺らぎ」がある。「子供の起こした言動」は着火材にすぎない。
「気持ちの揺らぎ」さえなければ、子供に同じ言動をとられても怒りはわかない。
この「気持ちの揺らぎ」は2つに大別され、
「まだ起こっていないことに対する不安」と「他者との比較」だと考えています。
まだ起こっていないことに対する不安
事例1:子供が外出先から帰りたがらない
→「夕飯の準備が遅れて寝るのが遅くなったらどうしよう」「次女がお腹を空かせてグズり出したらどうしよう」という不安から、上の子にイライラしてしまう。
※実際は、まだ夕飯の時間でもないし、夕飯が遅れるという確証はないし、下の子もまだぐずっていない。
事例2
子供が公共の場でぐずる。
→「周囲の人に迷惑だと思われているかも」「あの子(発達とか)どこかおかしいんじゃ?と思われているかも」「ここで叱らないと甘やかしと思われるんじゃないか?」という不安から感情的に怒ってしまう。
※実際には周囲の人からまだなにも言われていない。
こんな感じで、未来に起こりうる嫌なことを先取りして不安がることで、子供の行動を必要以上にネガティブにとらえてしまいます。
この不安は、私側のコンディション(睡眠状況や疲れ具合など)によって大きく左右され、子どもに同じ言動をとられても不安の感じ方は時々で異なります。
他者との比較
これは、焦点が自分自身の場合と子供に向けられる場合の2パターンあります。
自分自身に焦点が向けられる例
・自分1人で子供2人連れてる状態で、イクメンっぽいお父さんのいる家族連れを見たとき。→私ばっかり大変な思いしてる・・・
・ブログで同年代のママさんが充実した記事を書かれているのを読む→私にはそんな能力、余裕がない・・・
子どもに向けられる例
・娘より月齢の小さい子が上手にお遊戯やご挨拶してる→何でうちの子はできないんだろう・・・
私と子供の両方に向けられる例
支援センターで会ったおしゃれなママさんが、優しい上に、子供さんもとてもお利口。→地味ダサブスコミュ障な私と荒くれ者な娘って一体・・・
こういう風に、他者と比較して落ち込んだ感情を抱いてる時には、子どもに一言「イヤだ」と言われただけでブッチーンと切れてしまう率高しです。
もしも、他の親子の情報なんて知らなかったら、絶対に怒らなかったような事でも切れてしまいます。
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「まだ起こってないことに対する不安」も「他者との比較」も、要するに気にしすぎ
なのです。
まだ起きてないことを気にしすぎ。他の人のこと気にしすぎ・・・
じゃあ、どうしたら気にしないで過ごすことができるの?ってとこまでは、まだ解明の境地には至っておらず・・・オチのない話ですみません。
でも、イラァァアッと来たときに、
この怒りはなんだろう?不安?それとも他者との比較?
と頭の中で小人がゴニョゴニョ会議を始めると、少しは怒りを制御できるような気がしてます。
怒りの分析を始めてから、瞬間湯沸かし器のような爆ギレはかなり減りました。
ただ、完全にはネガティブ感情を制御しきれず、ネチネチと嫌みな言い方をしてしまってるような気もして、それはそれで反省な今日この頃です・・・