先日、トイレトレーニング完了宣言をした長女ですが…
今月の頭に行った支援センターのイベントでモヤっとしたことがあって、ずっと引っかかっているので書きたいと思います。
トイトレの進捗状況を晒し上げ
自治体主催の全年齢対象のイベントですが、
後半は学年別に分かれて、輪になって先生のお話を聞きます。
そこで「入園に向けて生活習慣を整える」みたいなお話があったのですが、
いきなり
「日中はずっとパンツの人~!」
「パンツとオムツ併用の人~!」
「完全にオムツの人~!」
と、全員が輪になった状態で手を上げさせられました。
結構な人数(10人以上)の同学年の子の親たちの前で、トイレトレーニングの進捗状況を晒さなければならないというこの状況。
当時長女は既にパンツ生活だったけれど、もしオムツが外れていなかったとしたら、めちゃくちゃプレッシャーだな。ものすごく嫌だなと思いました。
時は2月。入園まであと2カ月という状況で全く焦っていない親はいないと思う。
みんなの前で手を上げさせて、焦りを増長させる意味はあるのかな。
せめて、「日中はずっとパンツの人~!」だけではだめだったのか?
なんだかいたたまれなくて、「日中はずっとパンツの人~!」に、ものすごーく小さく目立たないように手を上げました。
パッと見た感じ、
「日中はずっとパンツの人~!」3割
「パンツとオムツ併用の人~!」5割
「完全にオムツの人~!」2割
くらいでした。
たまたまお隣の子が「完全にオムツ」の子だったのですが、この質問以降、お母さんがその子に対してちょっと態度が厳しくなった気がしました。気のせいかもしれないですが。でも気持ちわかりすぎる。
私も「そんだけ流暢におしゃべりできるんなら、トイレでおしっこしてよ!怒」っていつも思っていたので。
というか「完全にオムツ」っていう言い方もまたどうなのよって気がしました。
なんだかまるでなにもおむつを外すために努力してないみたいなニュアンスに聞こえる・・・・
1週間がんばれば絶対オムツは外れる????
上記のトイトレ進捗状況の確認(晒上げ)の後、
先生からのアドバイス
「まだオムツだよ~って子はね、1週間でいいから頑張ってみましょう。1週間やったら絶対オムツ外れます。こないだはね、4日でできるようになったってお友達もいましたよ~(*^-^*)」
え・・・・・っ???
「1週間頑張ったら絶対オムツ外れる」ってその「絶対」の根拠は?
少なくとも私の経験上は、子供のタイミングでなければ頑張ってもダメな時はダメだと思うんだけど。
全ての子が「さ~ぁ入園だ!」とタイミングを合わせて来られるとはとても思えないんだけど。
そもそも「頑張る」って何?
どんなにおもらししてもパンツを履かせること?
オムツ履かせるまで我慢しちゃう長女のようなタイプはオムツを1週間隠し続ければいいのか?
身体の準備が整っていなくておしっこの間隔が開かない子、誘えば出るけど事前申告が出来ない子、うちの長女のように心理的にとにかくオムツでしたい子。
「トイレトレーニングが完了していない」と一口に言っても、それぞれタイプが違うだろうと思う。
それを詳しく把握しないままに、十把一絡げにただ頑張ろうって…
言葉は悪いですが、これがクソバイスというやつなのかな~とぼんやり思いながら聞いていました。
現状オムツがとれていない子の親が、「頑張ってこなかった」みたく聞こえるのもなんだか気に入らない。
「頑張る」=「とりあえずパンツを履かせる」だとすれば、みんな試みていると思う。
1週間継続できなかった、パンツへ移行できなかったのにはその子なりの理由があるわけで。長女の場合は、1日以上排泄を我慢してしまうので、諦めてオムツを履かせましたっけ…
そういう子でも、絶対折れずに阿鼻叫喚しながらパンツを履かせ続けることが「頑張る」ことなのか?それを1週間やれば絶対にオムツが外れるのか?
ひとりひとりの状況を詳しく把握しないままに、十把一絡げにただ頑張ろうって…(2回目)。先生のお話に残念な気持ちになりました。
残念な気持ちに拍車をかけたのは、以前と話が違うじゃん!っていうのもあるかも。
同じイベントで夏ごろにトイトレのお話があったときには、「もし、入園前にオムツ外れなかったとしても、幼稚園に相談すれば対応してくれるから大丈夫。うちの子もはじめはオムツを持って登園してましたよ~」って言われたんですよね。
入園前になって、どうしてそんな焦らす方向に持ってくんだろう。
こういう時こそ、「入園までにオムツが外れなくても、幼稚園側で対応してくれるから大丈夫!」って話とか、
あるいはまだオムツが取れていないに手を上げた子にじっくり個別アドバイスがほしいと思いました(手を上げさせるだけ上げさせといて、後は放置でした)。
***
私がトイレトレーニングに対してナーバスになりすぎてるだけかもしれませんが、
トイレトレーニング中の親の気持ちが全然わかってないな~と思ってモヤモヤした1件でした。
もう少し、こう…年少前の2月なんてトイトレに焦ってて当然じゃんってことを踏まえて、発破をかけるんじゃなくて、「お疲れ様です頑張ってるよね、ちょっと落ち着こう」って感じで言って欲しかったなと思います。
このイベントは月に数回、定期的に開催されていて、同月内だと全く内容が一緒です。
だから、今回お話された先生がそういう考えというよりは、設定されたプログラムがそうなっていたんだろうと思う。なんというか自治体主催だから、お役所仕事なのかな。
我が家はこのイベントに結構お世話になっていて、これのおかげでご挨拶が少しだけできるようになったり、お遊戯のときに(結局棒立ちでも)みんなと一緒に前に出られるようになったり、長女も成長させてもらったなと思っています。先生方もみんな優しいし。
3月は帰省でいないので、長女にとっては最後の参加だったのですが、最後の最後でモヤモヤが残る回になってしまった・・・・。
記事作成時間:56分