今週、長女の入園式があります。
幼稚園に「入園」する、というよりも私が未就園児2人を抱える時代を「卒業」するという感覚が強い。
本当に文字通り「2人抱えて」いたなぁと思う。
次女をおんぶして、長女を抱っこして。
一番つらかった頃
一番つらかったのはこの頃ですね☟
去年の夏ごろ。長女が2歳9カ月、次女が0歳7カ月くらいのときです。
長女の一挙手一投足にイライラを募らせきつく当たることも多く、ほぼ毎日瞬間湯沸かし器のように爆発していた。もはや虐待なんじゃないかと真剣に悩んでいた。その相談を子育てサロンでして、号泣したという話。
今思えば、次女の育児への不完全燃焼感(長女に付き合わせてばかり、もっと真剣に見てあげたい)が、余計に長女へのイライラにつながっていたように思う。
上の子が3歳過ぎて峠を越えた
去年の11月頃ですね。楽になったなと少しづつ感じはじめました。
物分かりが多少よくなったというのもあるけれど、「終わりが見えた」ことによる私の精神的変化が大きい。
幼稚園の申込みをして、上の子の未就園時代の終わりが見えた。
上の子がトイレで排泄できるようになり、トイトレの終わりが見えた。
下の子がつかまり立ちをはじめて、上の子と一緒に遊ぶ場面が見えてきた。(上の子による一方的な暴力の終わりが見えた。)
「終わりがある」ことはわかっていたけど、見えるか見えないかはえらい違い。
エンドに向かって頑張ろうと思えるようになった。
だから、同じように苦しまれている方には入園前の秋には、終わりが見えてくるよ。
そしたら、少し気持ちが違ってくるよと伝えたい。
楽しかったエピソードはないの?
辛いか辛くないかばかりで育児を語ってしまって、これから育児する方にとって夢のない話ばかりでもうしわけない。
もうちょっと、何か楽しかった、幸せだったってエピソードはないの?って自分でも思うんですけど…
積極的に「楽しいなぁ」「幸せだったなぁ」ってエピソードは、正直ないですね。はい。
長女が初めておしっこトイレでできたときはめちゃくちゃ感動しましたけどもね。
複雑な感動すぎて「楽しい」「幸せ」では言い表せないような。
そう、楽しくないわけじゃない。幸せだってわかっているけど。
楽しい!、幸せ!って感じではない。
しいて言うなら「切なさ」ですかね。
長女が気が付くと一人でぶらんこに乗れるようになっていたり。
次女が気が付くと階段を登れるようになっていたり。
気が付けば、静かに2人で遊んでいたり。
近所のおばあさん(お孫さんがいるとかでもないのに)、「かわいいなぁ。かわいいけどたいへんやろ?」って言ってくれたり。
そういうとき、なんだか切なくなるのが、それが幸せというか育児の喜びなのかなと。
何月何日にどこどこへ行ったとか、何々ができるようになったとかより、
日常のほんの些細な事。
で、子どもたちが大きくなった時、懐かしく思いだすのもまたそういう些細な出来事なんではないかと。
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未就園時代に私を苦しめていた思考について書こうとしたらめちゃくちゃ長くなったので、そちらは次回にするとして。
今は、長女が入園することに対して、これで変わる。救われる。
って期待しすぎてる部分があるんですが、実際そこまで楽にはならないんじゃないかと思っている。
次女がいるということもあるけど、集団生活に入っていく中で今までのように気ままには生活できないので。長女はもちろん、私もその辺で今までとは違うプレッシャーやストレスを感じるだろうなと。
だから、入園に過度に期待しすぎずに、もういちど子ども産んだ時のようなフレッシュな気持ちで、緊張感を持って日々過ごしていきたいです。